ママパパの素朴な疑問や不安に学研の先生からお答えいただきます!
(小3ママ)私は算数が苦手だったので、子どもには好きになってほしいです。家ではどういう工夫ができますか?
そうおっしゃる保護者様、たくさんいらっしゃいます。ご家族も一緒に楽しみながら、生活の中で算数に親しめるといいですよね。
普段の生活から「かず」を意識してみましょう
幼児期はいろいろな体験を通して、学習の土台となる力を身につけていきます。
日常生活で、こんな風に声を掛けるのはいかがでしょうか。
「家族みんなの分のスプーンを持ってきて、テーブルに並べてね」
「おやつを○○ちゃんとお母さん、同じ数になるように分けてね」
「タオルは下から2段目の引き出しにあるよ」
「(カレンダーを見ながら)今日は何日かな?」
「(アナログ時計を見ながら)9時になったら出かけようね」
身の回りにある、まずは10までの「数字に出会う」機会を積極的に増やしていけたらいいですね。
もののかずを「数える」経験をさせてあげましょう
学研の調査では、年長さんではほとんどのお子さんが数字を「読む」ことができますが、もののかずを「数える」ことができるとなると8割まで下がる、という結果が出ています。数字を読むことができる=数えることができる、ではないのですね。
文科省が定める学習指導要領は、小学校に入って算数で初めてかずの概念に出会う、という前提で作られています。もののかずを数えることは、かずの概念を理解するステップのひとつです。小学校での学びに向けて、おうちでもお子さんに数える経験をたくさんさせてあげましょう。間違えたりしてもいいんです。繰り返しが大事ですので、一緒に楽しみながら、何度も数えてみるといいですね。
学研北五泉駅前教室
冨川奈保子先生
©学研教室
小学校入学までに育てておきたい「もののかずを数える力」。学研教室では、幼児期のお子さんが楽しみながら取り組むことができる、カラフルでイラスト豊富な教材を用意しています。具体的なイメージを伴った数の体験を重ねることで、「数える」「多少を比べる」「数字ともののかずを結びつける」など、算数の基礎となる「かずの意味理解」の力を身につけることができますよ。
また、「できた!わかった!楽しい!」という体験を重ねることが「好き」につながっていきます。夢中になって取り組み、自信をつけていくことで、非認知能力である学習意欲や自分で考える力も育まれます。この先の学校生活に向けて、しっかりとした学びの土台を一緒に培っていきましょう。
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