総監督を務めた最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円を超える大ヒットとなった庵野秀明(1960-)。本展は、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫ります。自身の原点となった「アニメ」「特撮」作品の貴重な原画やミニチュアなどをはじめ、アマチュア時代から現在までの直筆の膨大なメモやイラスト、独自の映像作りに欠かせない脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画からミニチュアセットに至るまで多彩な制作資料を余すところなく展示する世界初の展覧会です。
東京会場の様子(提供:庵野秀明展実行委員会)
東京会場の様子(提供:庵野秀明展実行委員会)
『風の谷のナウシカ』1984 年公開 ©1984 Studio Ghibli・H
[過去]
庵野秀明の原点と彼がリスペクトするもの
『ウルトラマン』や『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』など、庵野秀明が幼少期から敬愛する漫画、アニメ、特撮作品にまつわる貴重な資料を一挙展示。さらに、庵野が敬愛する映像作品を振り返ることで、「庵野秀明をつくったもの」を体感していく。
[現在]
アマチュア時代から現在に至るまでの軌跡をたどる
無名だったアマチュア時代から、一世を風靡した『新世紀エヴァンゲリオン 』、そして興行収入100億円を超える記録となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に至るまでを紹介。庵野秀明が何を考え、つくってきたのか、数十年に及ぶ創作活動を門外不出の関連資料で辿り、映像制作にかける情熱と試行錯誤の過程を紐解いていく。
[未来]
未来へ継承するためのアーカイブ
「僕らがいなくなってもアニメや特撮が残るようにしたい」という思いで庵野秀明が立ち上げたATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)をはじめ、未来へ向けた継承のためのプロジェクトを紹介。そして、『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』など、最新の仕事も紹介する。
※( )内は有料20名様以上の団体料金です。
※障害者手帳をお持ちの方は無料です。受付でご提示ください。
※期間より前に回答をいただいても無効となりますのでご了承ください。
<2022年8月現在の情報です>
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