トキっ子調査隊新潟県内おすすめのスポット

上越斐太歴史の里・鮫ヶ尾城跡（妙高市）

斐太歴史の里

今回は妙高市にある斐太歴史の里(ひだれきしのさと)・鮫ヶ尾城跡に行って来ました！
斐太歴史の里は、竪穴式住居跡や実物大の竪穴式住居を見学することができます。また、国指定史跡でもある鮫ヶ尾城跡は、上杉謙信の跡目争い“御館の乱”で敗走した上杉景虎が自害した悲劇の場所としても知られています。軽い登山道があり、本丸跡まで登ることができます。本丸からの景色は最高です！

＜取材日：2021年5月＞

森林セラピーロード

斐太歴史の里・鮫ヶ尾城跡は、上信越自動車道「新井SIC」から車で5分のところにあります。
斐太歴史の里は森林セラピーロードに認定されており、半径約1キロの範囲に、数多くの史跡が点在する里山コース（約4キロ）で、斐太遺跡、観音平･天神堂古墳群、鮫ヶ尾城跡などを巡ります。（セラピーロードとは、主に緩い傾斜で構成され、一般の歩道よりも道幅を広く取るなど、歩きやすくする配慮がなされた散策路のこと。）カタクリの名所でもあり、見ごろは４月上旬から、足の踏み場もないほどの花が咲くそうです！

斐太遺跡

斐太遺跡は、弥生時代後期後半(3世紀、今から約1800年前)に存在した集落遺跡です。100,000平方メートルを超える低丘陵上に200軒を上回る竪穴建物跡を有する大規模な遺跡であり、既知の弥生時代後期の集落遺跡としては東北日本最大規模を誇るそうです。
ここでは竪穴式住居跡や実物大の竪穴式住居を見学することができます！

のんびりゆっくりできる

豊かな自然に囲まれ、広い芝生広場もあるのでのんびりゆっくりすることもできます。歴史に興味のない方でも楽しむことができます。

バーベキュー設備もあります。アスレチック遊具もあったのですが、老朽化のため使用禁止のものもありました。

総合案内所

斐太歴史の里総合案内所には休憩スペースがあり、お土産も購入することができます。こちらで購入したお饅頭がとっても美味しかったです(^-^)
また、案内所の方が鮫ヶ尾城本丸跡までの経路を親切に教えてくださいました！途中急な傾斜もあるのですが、こちらでストックを借りることができます。登る前にトイレを済ませていった方が良いです。

鮫ヶ尾城跡

天正6年（1578）に越後を治めていた上杉謙信が亡くなり、家督争いの戦が勃発。長尾家から養子になった上杉景勝と、北条氏から養子になった上杉三郎景虎が争ったこの戦いを「御館の乱（おたてのらん）」と呼びます。戦の舞台となった鮫ヶ尾城は、三郎景虎が敗走し自害した城です。続日本100名城に選定されています。総合案内所を後にし、いざ出発(^O^)／
途中大きな池があり、釣りを楽しんでいる方がいました！何が釣れるのかな～？

本丸跡までは大人の足で約40分ほど。鮫ヶ尾城跡の登城口は、3箇所あり、上り方は4パターンほどあるそうです。結構急な傾斜を登ったりするのでスニーカーやトレッキングシューズ行くことをおすすめします。
経路に6/10、9/10といったようにあとどのくらいで着くか数字が掲示してあるので励みになります(*^^*)