こんにちは!アルファスグループのNMI(エヌ・エム・アイ)です。
上質な医療を提供し、信頼され、選ばれる「かかりつけ薬局」を目指し、子育て中のママを応援する医療の情報を全16回にわたってお届けしていきます。
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育児と仕事の両方を抱えるママにとって、お子さんの健康は一大事ですよね。
本日よりお医者さんからのワンポイントアドバイスをお伝えしていきます。
【テーマ】
子どもの発熱
【ポイント】
◆発熱であわてないで!!
【こんな人におすすめ】
子どもを持つ親御さん全般
【注意点】
① 子どもは体温調節機能が未熟なため、高熱が出やすいです。大人だったら37度台ぐらいで済むところ、容易に39度~40度になります。高熱というだけで異常ではありませんのであわてる必要はありません。
② 子どもの発熱の原因で最も多いのは、感染症です。さらにその中で最も多いのは、ウイルスによる感染症です。発熱があるからといって必ずしも最初から抗菌剤が必要なわけではありません。
③ 感染症で発熱するのは体が戦っている証拠です(病原体の多くは体温が高いことで増殖が抑えられる、病原体をやっつける免疫系は体温が高いほうが活発に活動する)。熱をむやみに下げる必要はありません。
④ 高熱のせいだけで、脳がやられてしまうことはありません。体温が42度をこえると脳に影響がある可能性があるといわれていますが、普通はそこまで体温は上がりません。もしそこまで体温が上がる場合は、その時点で異常です。医療機関を受診しましょう。
⑤熱があっても、元気がよい、水分がしっかり摂れている、よく眠っている場合などは、むやみに解熱剤を使わず様子をみましょう。
⑥ 熱の上がり始めは、寒気がする場合があります(大人でもそうですね)。寒気を訴えたり、ガタガタふるえたりしているような場合は、暖かくしてあげましょう。熱が上がりきった後は、熱を発散してあげたほうがよいです。室温を少し下げたり、掛物を薄くしたり、少し薄着にしてあげるとよいでしょう。本人が気持ちよく感じるのであれば、冷やしてあげても構いません(熱を下げる効果はあまりありませんが)。ただし嫌がるようであればやめましょう。なお、冷却シートは解熱効果が期待できないばかりか、はがれて口や鼻を塞いでしまうという事故が知られています。小児には使用を避けた方がよいでしょう。
⑦ ぐったりしている、機嫌が悪い、ぐずぐず言って眠れないなどの場合は、熱が負担になっています。解熱剤を使うなどして体温を下げてあげた方がよいでしょう。30度程度のぬるま湯で濡らした後に絞ったタオルやスポンジで体をふいてあげるのも効果的です(スポンジング法といって海外ではポピュラーな解熱法です)。熱を下げる場合でも、平熱まで下げる必要はなく、1~2度下がれば十分です。
⑧ ひどくぐったりしている、水分が摂れない、咳や嘔吐などほかの症状がひどい、痙攣がある、意識がはっきりしない、わけのわからないことを言う、いつもと様子が違う、などの場合は早めに医療機関を受診しましょう。
<今回のワンポイントアドバイス>
おのづかこどもクリニック 小野塚淳哉 院長
HP:http://www.onozuka-children.com
Tel: 0258-29-3715
お子様の健やかな成長を、御家族と一緒に見守り、寄り添えるクリニックを目指しています。
ロゴマークは、オポッサムの親子です。オポッサムは有袋類の一種で、お母さんが子どもを背負って子育てをします(コモリネズミという別名もあります)。子どもたちに寄り添い、みんなで育てるというイメージでこの動物を選びました。
バックナンバー
①あなたの街のNMIより、子育て応援通信vol.1 「子供の熱中症予防」
②あなたの街のNMIより、子育て応援通信vol.2 子どもの虫刺され、「何でこんなに腫れるの?」
③あなたの街のNMIより、子育て応援通信vol.3 「子どもへの薬の飲ませ方」
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あなたの街のNMIでは、子育て家庭のママさんを応援する医療の情報を今後もお届けしてまいります。次回もどうぞお楽しみに。
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<2016年9月現在の情報です>