毎年イヨボヤ会館では、10月から12月に生まれた鮭の卵を育てています。
水温を適温に保ちながら大切に育てます。それはまるで、これからママになる妊婦さんと同じ!無事に赤ちゃんが生まれるように毎日、卵を見守ります。
そして、念願の赤ちゃん誕生!
今年も、たくさんの鮭の赤ちゃんが元気に成長しています。
生まれたばかりの鮭の赤ちゃんを「仔魚(しぎょ)」と言います。
ちょっとアップで見てみましょう!
仔魚は、お腹に大きな袋(「さいのう」と言います。)を持っています。
人間の赤ちゃんは、ミルクやおっぱいを飲みますが、鮭の赤ちゃんは袋の中の栄養分をとって成長します。その間は、川底の砂利に隠れて生活しています。
袋の栄養分がなくなると、エサを求めて水中を泳ぎ始めます。
(ここまで成長した赤ちゃんのことを「稚魚」(ちぎょ)と言います。)
今の時期は、水中をすいすいと泳いでいる、こんな姿が見られます。
光に照らされるとキラキラと輝く鮭の赤ちゃん。
子育て中のママさん、そしてもうすぐ出産を迎える妊婦さん、可愛い赤ちゃんに会いにきませんか?
【展示場所】
・1階ミニふ化場では、人工ふ化した鮭の稚魚をご覧になれます。
・地下生態観察室内「人工河川」では、自然ふ化した鮭の稚魚をご覧になれます。
◆イヨボヤ会館のホームページはこちら>>http://www.iyoboya.jp/
「イヨボヤ」とは村上の方言で「鮭」のこと。家族みんなで鮭博士になれる鮭の資料館です!ぜひみなさんで遊びに来てください☆
◆営業時間/午前9時~午後4時30分
◆休館日/年末年始
◆入場料/大人600円 小中高校生300円
※トキっ子くらぶカード提示により、大人100円引き・小中高校生50円引き!
◆TEL/0254-52-7117
◆ホームページ/http://www.iyoboya.jp