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幼児期からの運動について

うちの子は運動神経が悪いから…。何のスポーツを習わせようか迷っている…。そんなパパママ必見!
スポーツに関する悩みを健康運動指導士にお聞きしました。

運動神経は生まれつきではない?

“運動神経は生まれつきのもの”、“幼児期からの英才教育こそがトップアスリートを育てる” そんな考えを持った方が多いのではないでしょうか?

実は、運動神経は幼児期からの正しい理論に基づいた運動・トレーニングで決まるものなのです。また、英才教育も一部の例外もありますが、あまり良いトレーニング方法ではありません。小さい頃からサッカーや水泳などをするなということではなく、その種目だけに専念することが良くないのです。それにはしっかりとした科学的根拠があります。

運動神経は5歳までで、おおよそが決まる?

運動神経を司る神経系の機能は、5歳までに80%の成長を遂げ、12歳でほぼ100%にまで達すると考えられています。いったん自転車に乗れるようになると、数年間乗らなくてもスムーズに乗ることができるように、神経系は一度その経路が出来上がると、なかなか消えることはありません。

つまり、この時期は専門的な運動、単一種目だけを行うのではなく、遊びを含めた多種多様な動き・スポーツを行うことで、後に何かしらのスポーツに取り組んだ際の上達率に違いが出てきたり、偏った運動神経になることを防ぐことができます。

どのように運動神経を鍛えるのでしょうか?

コーデネーショントレーニングと呼ばれる運動方法を用い、主に7つの能力(定置、変換、反応、連結、識別、リズム、バランス能力)を鍛えていきます。幼児期から、これらの能力をまんべんなく鍛えることによって、バランスのとれた運動神経を育てることができます。

今回お話を伺ったのは・・・

オールアルビレックス・スポーツクラブ
健康運動指導士  我妻 里美さん でした。

トキっ子ラウンジ vol.27(2013年5月10日発行)掲載

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