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◆気になるインフルエンザのアレコレ!!◆

今回は冬のこの時期に気になるインフルエンザについて、地域の子育て支援にも尽力いただいている上越の塚田先生にお話を聞いてきました。

【Q1.予防接種をしていればインフルエンザにはかからないのですか?】

A.絶対にかからないとは言えません。とはいえ、予防接種をする必要がないわけでもありません。予防接種をした人がかかることもありますが、受けていない人に比べてインフルエンザにかかりにくくなります。もしかかった場合にも症状が軽くなることが十分に期待できます。やはり効果はありますので、早めに予防接種されることをお勧めします。

 

【Q2.予防接種以外に、家庭でもできる予防方法がありますか?】

A.基本的には、インフルエンザウイルスが体の中に入らなければかかりません。ですからウイルスに接触しないために、マスク・手洗い・うがいを徹底することが重要です。また、体調がわるい(疲れや体力が落ちている)ときにインフルエンザウイルスに接触すればかかりやすく、重症化する可能性があります。食事と睡眠に気を付け、良い体調を保ちましょう。家庭でも暖かく適度な湿度を保つことと、喚気をして空気の入れ替えを心がけましょう。

 

【Q3.インフルエンザと普通の風邪の症状に違いはありますか?】

A.普通の風邪は、咳、鼻水という症状が出て、それから発熱、体のだるさが出てきますが、インフルエンザは初期症状がなく、いきなり高熱→体のだるさ→頭痛・関節痛・筋肉痛となり、短時間で高熱に達します。もうひとつの判断基準としては、現在お子様のまわりでインフルエンザが流行っているかどうかです。家庭・学校・幼稚園で同じような症状がでていれば、インフルエンザと判断して治療を始めることもあります。インフルエンザの治療は早ければ早いほど治りが早いからです。

 

【Q4.インフルエンザにかかった場合に、家庭での看病はどんなことをすればいいですか?】

A.初期の発熱時には寒気がすごいので、暖めてあげたほうがよいでしょう。熱がいったん出きると暑がりますので、そうしたら手足を出して涼しくしてあげましょう。熱が何度だからこうするというものではなく、本人の心地いい状態にしてあげることが大事です。また注意事項として、脱水症状になりやすいので、水分を多めに取るよう心がけましょう。

 

【Q5.お薬を飲み始めてから、どのくらいの時間で治りますか?】

A.薬は通常5日分お出ししており、薬を飲み始めてから治るまで、5日間程度かかると考えてください。なるべく早い段階から薬を使えばインフルエンザも早く治ります。通常、飲み始めてから2日程度で症状はなくなると思いますが、それはインフルエンザが治ったわけではありません。完全にウイルスの排出がおわるまでは症状がなくなってから2~3日程度見る必要があります。ウイルスが体内にあるうちは、合併症の恐れもありますので安静にしてください。

 

【Q6.インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間、学校や保育園・幼稚園を休まなければいけないですか?】

A.インフルエンザの症状がなくなり、熱が下がったとしても、それから2日程度様子を見て、主治医の許可をもらってから登校・外出してください。症状がなくなり、元気になったように見えてもウイルスはまだ身体の中からなくなっていません。その状態で登校すると、身体の中にウイルスが残ったままですから、他の子供たちに感染する可能性もあり、他の細菌・ウイルスが入って合併症となる恐れもあります。

 

“塚田先生からのメッセージ”

インフルエンザは自分たちで意識を高めて予防することもできます。かかってしまっても早めの治療により、治りを早めることができます。事前にできることを皆様自身、ご家庭、地域、学校などで意識を共有して進めていきましょう。かかったかなと思ったら早めの治療が有効です。まずはお近くのお医者さんに看てもらいましょう。

 

今回、お話しを伺ったのは・・・

塚田こども医院 院長 塚田二郎先生でした。

URL/http://www.kodomo-iin.com/

トキっ子ラウンジvol.15(2010年11月25日発行)掲載

 

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