【トキカレ/お金】

制作用:ヘッダー【トキカレ×トキっ子ラム】教育資金


教育費や将来のために家計を見直したいとお考えの方に

今回はお金の専門家「ファイナンシャルプランナー:中島加代子先生」に聞いてきました


子どもが大きくなると、「私、〇〇になりたい!」と将来の夢を持つようになりますよね。子どもの夢を実現させるために、親として「何とかしてあげたい」。子を想う親の気持ちというのは、とてもかけがえのない、素敵なものです。

この想いを実現させる手段としてよく相談に来られる方は、「学資保険(こども保険)でいいものに入りたいんですけど…」とおっしゃる方が非常に多いです。私が「なぜ学資保険に入りたいのですか?」と尋ねると、多くの方が「教育にかかるお金の準備といえば学資保険ですよね。」とか「みんな学資保険入ってますよね。」と回答される方が殆どです。

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しかし、このような想いで学資保険に加入することは、「手段の目的化」、つまり学資保険に入っていれば、子供の教育にかかるお金は大丈夫と、誤解を招いてしまう可能性があります。

 

《進路が多様化していることを認識した上で大切なこと》

学資保険はあくまで、小学校→中学校→高等学校→大学とお子さまが進学される中で、主に大学進学時(中学や高等学校進学時に活用できるものも多少あります)に活用できるものです。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、全てのお子さまが大学進学を希望している訳ではありません

中学校や高等学校を卒業した後、例えばパティシエを目指して専門学校に入学したり、本格的にピアノを学ぼうと早い段階から海外に留学したり、あるいは大学卒業後に大学院進学や留学といった選択肢も十分考えられます。

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ここで大切になってくるのはお子さまとのコミュニケーションです。

進路が多様化している現代だからこそ、「将来何になりたいの?」、「パパやママにどうして欲しいの?」

と、お子さんと向かい合って将来どうするか対話すること。そしてやりたい事に向かってお子さまが一生懸命頑張ることがとても大切になってきます。

このやりとりを経てお子さまの将来に対して、経済的にどう準備するのかをしっかり考えた上での計画と、とりあえず学資保険に入るのとでは、お子さまの成長に応じて大きな差が生じます。

 

家計写真

では、具体的にはどのようなことを実践していくのが良いのでしょう。

 

《“別々の財布”を持つ》

お子さまの将来に対する経済的な計画を立てる上で最も大切な事が、標題にもある“別々の財布を持つ”ということです。

例えばお子さまの将来のために貯めているお金を、自家用車の買い替えの時期に他に財源が無くて使ってしまう、といったことは絶対にあってはなりません。

下の図にあるように、“人生の三大資金”ともいわれる教育資金、住宅資金、老後資金についてはきちんと財布を分け、別の用途では絶対に使わないという決意が、自身やお子さまの将来における豊かな生活に繋がっていきます。

財布を分けた上で、お子さまにかかるお金について話を戻しましょう。

人生の三大資金

 

 

まとめ

教育資金を準備する方法は、“貯める”だけではありません。教育ローンや奨学金に代表される“借りる”と言う方法、そして学資保険や他の金融商品を活用する“殖やす”という方法があります。お子さまとしっかりコミュニケーションをとり、お子さまのビジョンに対して“貯める”・“借りる”・“殖やす”の3つのやり方を考慮しながら計画を立てる、これが現代の教育資金準備において大切なのではないでしょうか。

但し、この3つのやり方はリスクが伴います。“貯める”については、お子さまの夢を実現させるために毎月数十万貯め無ければならなかったり、“借りる”については借りたい時に借りることのできない可能性もあります。“殖やす”についても大きなリスクを取ってしまった方もいたりします。

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進路が多様化し、金融情勢が目まぐるしく変化する現在、“お金の相談相手”を上手に活用し、お子さんの可能性を鑑みて色々調べた上で、“貯める”・“借りる”・“殖や す”の3つのやり方を実行しながら、お子さんと夢の実現へ向けて、一緒に頑張っていきましょう!

 

 

今回教えてくれたのは

ファイナンシャルプランナー
中島 加代子(なかじま かよこ)先生

・エグゼクティブファイナンシャルアドバイザー
・2021年度MDRT・COT 成績資格会員
・2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP)
・生命保険協会認定FP
・相続診断士
・投資診断士

16年間で延べ2,400世帯のコンサルティングを実施。経験に基づいた働く女性のための、お金の「貯め方」「殖やし方」「守り方」について、数多くの相談例と身近な話題を交えた分かりやすい解説が好評。企業内セミナーや各従業員の相談業務、官公庁での講演など活動の幅が広がっている。
相談業務では、1人ひとりの豊かな人生を実現すべく、子育て・資産運用・住宅ローン・相続等、ライフプランに関わるあらゆる相談に応じている。

【募集代理店】株式会社ライフプラザパートナーズ 新潟FA営業部
新潟県新潟市中央区上大川前通七番町123-7ストークビル鏡橋8F
TEL 025-226-7440

https://ssl.2way.ne.jp/fp/NakajimaKayoko/

承認番号 LPPNG-21-09  【20230630】

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