【開催報告】9/5~6きたこん(帰宅困難想定)キャンプ

 

皆さんは今、子どもと一緒に遊びに出かけている場所で、地震に遭ったらどのように過ごせるか、想像できますか?

 

今回、丘陵公園で開催された「きたこん(帰宅困難想定)キャンプ」は、実際に現地で帰宅困難になったみんなが、24時間をどう過ごすかを考えるリアルな訓練型キャンプでした。

にいがた子育て応援団トキっ子くらぶとして、親子共に学べる企画として一緒にこのイベントに参加。
今回は小学生とその親ということでしたが、ご兄弟の参加も多く、小さなお子さんもたくさんいました。

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突然サイレンが鳴り「地震発生!」とアナウンスが入り、みんなが机の下などに隠れて身の安全を確保するところからスタート!
参加者の方々も事前に情報がなかったようで、とてもリアルでした。
・・・ということもあって、泣いてしまう子も(汗)

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建物の外に一時的に避難し、みんなが揃っているか点呼を取り、何度も無事を確認していきながら、本格的に進んでいきます。

建物の安全が確認されたところで中へ戻り、ここからワークが始まりました。

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まず、みんなでこのような境遇になったらどんなことをすべきかの意見出していきます。

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そこから、5つのグループに分けていき、メンバーさんはそれぞれ配置。
その中で更にリーダーを選んで、そのリーダーが仕切っていきます。
みなさん、何処かで活躍されているかと思うほどのリーダーシップぶり!
そのグループ毎で役割を果たしていくのですが、これがなかなか素晴らしく、さくさくと進めていきました。

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夕飯はパッククッキングといって、小さなポリ袋と鍋でいろいろとできるのです。
お米も一人前を炊くことができたり、カレーも作りました。
自宅でも普段から手抜き料理としてできるんですよ(^^)かなりおすすめなのでお知恵をしっかりと学んで実践していきたいものです。

これ、里山で育ってました←(食べられない飾りかぼちゃです笑)

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このように、歩きながらこんなのやあんなのを見つけたり、被災しても楽しみ方を忘れずに!の精神で子ども達と時間を過ごしました。
続いて、親子でいろいろな食材を探しに行き、里山でかぼちゃとさつまいもをたくさん収穫してきました。

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夕飯はみんなで簡易的に準備して、リーダーさんの「いただきます」の号令で美味しくいただきました(__)

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初めての火おこし体験!本当に火がついて子ども達も大喜びでしたね!

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鍋に石が入っています。石焼き芋です!これがとっても美味しかった(^^)

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自分たちで収穫したさつまいも。大量収穫でもくもくと切る小学生。立派です!!!

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たくさん芋堀りしたのと、洗ったのと、切ったのと、、、とっても美味しかった~(^^)

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これ、カマキリですが、よーく見ると・・・ ←笹で作ってます( ゚Д゚)すごいっ

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薄暗い室内でしたが、みんなとコミュニケーションタイム。ここで、実際に中越地震の経験談を話させてもらい、みんなと情報交換をしました。被災された方も何名かいらっしゃいました。皆さん大変つらい経験でしたね。しかし本当につらいのは、自分が被災していない場所へ移動したこと…。また、乳飲み子や妊婦という、独り身ではなかったこと…。被災したみんなで力を合わせていくことが次のやる気になるのです。それぞれの想いがここにあふれていました。

その後はここで夜をしのぎました。実際に被災したら、こんな状態です。本当にトイレの水も止めて、本格的に体験!不便でしたねーー!

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ブルーシートで簡易テントもできる知恵。これは覚えておくと役に立ちます。。。

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翌朝、その辺に?育っている葉っぱを収穫してお皿代わりに使いました。
今回はサッと洗いましたが、実際に被災して何もない時には自然の物でもとても役に立ちますよね!

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パパと火おこしチャレンジ!

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釜でごはんを炊き、おこげもたっぷり。みんなでおにぎりを作りました。

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子ども達は、置いてあるものを見つけて遊びながら食事を待ちます。

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お手伝い大好き☆一人で運ぶのを頑張ってお手伝いしました(^^)

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里山の中を探検しながら歩いてみました。ここは被害もなく、安全でした。(という想定)

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最後にチームごとで振り返ってみました。

「自分たちで何ができて、何が課題として残ったのか?」

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各チームで発表してもらいました。皆さん、たくさんの気づきがあったようです。

実体験型の24時間キャンプ。本当に良い学びと気づきがたくさんありました。
今後も皆さんにとって、日頃の備えとして「心」の準備をしてもらえたのではないでしょうか。

参加された皆さま、スタッフ関係者の皆さま、お疲れ様でした(__)


■新潟日報に掲載されました!

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◆主催:国営越後丘陵公園

◆共催:新潟県長岡地域振興局 健康福祉環境部(長岡保健所)/公益社団法人 中越防災安全推進機構/(株)野村防災/にいがた子育て応援団 トキっ子くらぶ

◆後援:長岡市教育委員会

◆協力:新潟県キャンプ協会

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