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「新潟の子育てをもっと楽しくもっと笑顔に」をモットーに掲げる私たちトキっ子くらぶではこの度、会員モニターの皆さん210人にアンケートを行い、原子力発電や放射線についてどのように考えられているか調査を行いました。

【今回のアンケートをまとめると・・】
・放射線の影響や原子力発電について情報を得る際の情報源はテレビやラジオ、インターネットのニュース、新聞などのメディアが多い
・放射能や放射線について不安を感じているかという質問では、不安を感じている方が若干多くなっている
・放射線について、知りたい情報の1位は「放射線の人体への影響」
・原子力発電について、東京電力に聞いてみたいことの1位は「原子力事故が発生した時の自治体の防災計画、避難計画」

📝今回のアンケート結果を踏まえ、次回はトキっ子会員モニターさんと東京電力さんとの「座談会」の模様お伝えします。


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Q.放射線の影響や原子力発電について情報を得る際に、情報源としているものはなんですか(複数回答)

tepcoアンケート/Q1.放射線や原子力発電所について情報を知る際に、情報源としているものは何ですか?

📝情報源として最も多く挙げられたのは「TV、ラジオのニュースや情報番組」で、回答者数210人中195人が選択しています。次いでインターネットのニュース、新聞などのメディアが続きました。また、家族や友人などの身近な人やインターネットのSNS、ブログ、まとめサイトなどからも情報を得ている方が多いようです。特にマスメディアやインターネット、新聞など手軽にアクセスすることのできる媒体から情報収集をしている人が多いようです。一方で、国・行政や電力会社から発信される情報に直接アクセスする人は、テレビや新聞などのメディアと比べ少ない結果になりました。


Q.放射能や放射線について不安を感じていますか

■ご自身の日常生活の中で「放射能」や「放射線」に不安を感じていますか

 

■お子さまの日常生活の中で「放射能」や「放射線」に不安を感じていますか?

📝全体の半数が、不安を「やや感じている」、「感じている」という結果になりました。一方で、意外にも不安を「あまり感じていない」に最も多くの意見が集まり、「感じていない」と合わせると全体の4割強に上りました。次回開催する座談会では、トキっ子くらぶの会員モニターさんから直接意見を伺います。

📝自由回答(多くのご意見をお寄せいただきましたので、その一部をご紹介します)

【不安を感じる・やや感じる方のご意見】
・原発が地震などで放射能漏れを起こしたら、「子どもには影響があるのか」と気になります。福島の原発問題も、まだ復興途中なので、やや(不安を)感じています。
・東日本大震災での福島原発の事故もあり、新潟にも柏崎刈羽原発があるので、同様の事故が起きるのではないかと不安。
本当のことを知らされていないような気がしている。親の私が知らないことで、子どもを危険にさらしていたらと思うと心配になる。
・原発から離れた場所に住んでいるから安心だとは思っていない。食べ物などから汚染することも考えられる。
・目に見えないものなので、常に不安。今は、いろいろな情報などは鵜呑みにしないようにしている。

【不安をあまり感じていない・感じていない方のご意見】
・3.11の震災後も新潟では数値が高いことはなかったし、身近でもあまり話題にならないから。
・自然界からも出ているものだし、ラジウム温泉に入っている時と比べたらなんら怖くはない。高濃度ではない限りはあまりあおるような報道はいけないと思う。
・福島の事故以来、県内でも食品の放射性物質の検査をしているが、川魚や山菜以外はあまり検出されていない。むしろ業者や行政がきちんと調査しているので不安を感じた事は特にない。
・目には見えないし、数値が危ないようだったら、ニュースでやると思うので、気にせず外で(子どもを)遊ばせている。


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Q.放射線について、知りたい情報はなんですか

tepcoアンケート/Q4.「放射能」や「放射線」について、知りたい情報は何ですか?

📝最も多くの回答が集まったのは、「人体への影響」です。次いで「食べ物への影響」、「放射線を避ける方法」が続きました。様々なメディアや伝聞で聞かれる体への影響や食べものへの影響に特に高い関心が集まっています。


Q.原子力発電について、東京電力に聞いてみたいことはありますか

📝最後の質問は、「東京電力に聞いてみたいこと」です。最も多くの回答が集まったのは「原子力事故が発生した時の自治体の防災計画、避難計画」でした。次いで「福島第一原子力発電所の事故について」、「現在の柏崎刈羽原子力発電所の状況」が多く挙げられました。原子力発電所を地元に持つ新潟の人たちにとって、自治体の備えや原子力発電の現状は大きな関心事です。2011年の東日本大震災と福島原子力発電所の事故から4年、原子力や放射線について、多くの情報が飛び交いました。しかし、依然として「もっと知りたい」「分からないことが多い」ことが実情のようです。

📝自由回答(多くのご意見をお寄せいただきましたので、その一部をご紹介します)

・柏崎刈羽で事故が起こったらどのくらいの範囲で影響がでるのですか?
・事故が起こった時、個人でできる被爆の回避方法はありますか?
・柏崎刈羽原子力発電所の将来計画について、いつごろまで運転してその後廃炉に向けての対応は?(特に最初に運転を開始した柏崎刈羽原発2、5号機について)
・福島原子力発電所の廃炉の状況は?
・どんな事故対策をしているのですか?
・原子力発電はどのくらい、暮らしに役立っていますか
・原子力発電には基本的には反対ですが、(なくなったら)電気料金が上がってしまう気がします。日本では資源が限られていますが、安全な方法で電気を供給する方法は、何が一番良いのでしょうか。
・「放射線」と口にはしますが、正直実態を知りません。ニュースなどを見て、なんとなくとても悪いものという認識です。放射線、放射能とはどういうもので、人間にどのような影響を与えるのでしょうか。また、避ける方法はありますか。

次回は、トキっ子くらぶ会員モニターさんと東京電力さんとの座談会の模様をお知らせします。


詳しく知りたい方はコチラ
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