
◆鱈の豆知識
冬の鍋の食材として欠かせない「鱈(タラ)」ですが、日本でタラと呼ばれる種類には、マダラ、スケトウダラ、コマイなどがあります。北海道沿岸と北陸ではスケトウダラを、その他の地域ではマダラを指すことが多いようです。スケトウダラの卵巣を塩蔵したものがタラコ、タラコを唐辛子で調理したものがメンタイコです。お腹いっぱい食べることを「鱈腹(たらふく)食べる」と言いますが、産卵期を迎えた成魚のタラは、カニやエビ、イカ、カレイなど身近な生物を何でも食べてしまうほど大食いなことが由来しているといわれています。

<鱈のポテトコロッケ> 1人分?216kcal ?食塩量:1.9g ?調理時間:約30分
◆材料(4人分)
- 鱈・・・半尾(切り身なら200g)
- レモン汁・・・大さじ1
- じゃが芋・・・2個(100g)
- 玉ねぎ・・・中1個(200g)
- 炒め油・・・小さじ1
- 塩・胡椒・・・適宜
- 米粉・・・30g
- 卵・・・1個(50g)
- 水・・・25ml(卵の半量)
- パン粉・・・30g
- 揚げ油・・・適宜
- トマトケチャップ・・・大さじ3
- ウスターソース・・・大さじ2
◆つくり方
- 鱈は、熱湯でゆでて身をほぐす。
スケソウタラは小骨が多いので丁寧に骨を除く。ほぐした身には、臭みを消すためにレモン汁をかけておく。
※マダラは小骨が少ないです。
- トマトケチャップとウスタソースを合わせてカクテルソースをつくる。
- じゃが芋は、皮をむき薄く切って、ゆでて、つぶす。
- 玉ねぎはみじん切りにして、油で透明になるまで炒める。
- ①から③までを一緒に混ぜ、塩コショウで味付けしておく。
一人当たり2個になるよう俵型に形を整える。
- ④を米粉→卵液→パン粉の順に衣付けし、180℃の油で揚げる。
- 盛り付けしたら、コロッケの上にカクテルソースをかけていただく。
◆レシピ提供

古川 素子(ふるかわ もとこ)先生
◆職業/管理栄養士・専修学校非常勤講師
◆メール/atilier-momong39@nct9.ne.jp
◆プロフィール
- (公社)新潟県栄養士会会員
- (公社)日本栄養士会所属
- 新潟食生活学会正会員
- NPO法人日本栄養改善学会正会員
- 日本スポーツ栄養学会正会員
- 日本小児保健学会正会員
- 長岡スポーツ協会 医科学研究会 幹事長
- 長岡蒼柴スポーツクラブ 理事
- 長岡市乳児相談担当
- 子育ての駅「ぐんぐん」離乳講習会、伝承料理講習会、離乳食・幼児食相談担当
- 長岡市ファミリーサポート講習会非常勤講師 (「哺乳と食事」担当)
- 長岡市食生活推進委員研修会調理指導講師(親子教室、健康教室担当)
- JA越後ながおか お手軽クッキング講師
- 中越高校サッカー部 栄養サポート 担当
◆他の講師紹介